たねの話

今回は、前回のコラムで少し触れました『たね』の話です。
私が家庭菜園に関心を持ち始めたのは、2011東北大地震の時におきた原発事故からです。
国の責任も重要だけど、私たちの生活・食してきたものの安心・安全を改めて見直し、先ずは個々が責任をもって選んでいかなくてはいけないと思いました。
それからは、土が無くても育てられる水耕栽培を試してみたり、市販されている野菜から種を取り育ててみたり・・
そうしているうちに、種について知ることになりました。

野菜の種は、固定種在来種F1種に大別されます。
固定種は、何代も種を取り、育てていく、といった自然な育種をしていくうちに、自然とその野菜の個性が定着し、固定していったものをいいます。

在来種とは、固定種の一つで、自然な育種をしていくうちに、その風土に合わせて適応していった野菜のことです。

F1種は交配種ともいいますが、異なるものをかけあわせて作った最初の世代で、この第一世代に限り安定した収穫結果が得られる人為的につくられた雑種で、大きさが同じになる・生育が早い・甘くて柔らかいことが特徴で大量生産・大量消費できることから現在は大きく普及しているそうです。
しかし、ちょっと怖く感じてしまうもう一つの特徴、雄性不稔といってミトコンドリア遺伝子異常で花粉を作れない株の種。

不妊植物と言われています。

10年前から沢山のことが明るみになり、知らなかった!では済まされないことがあります。
ちょっと恐い、ちょっと違和感、ちょっと・・、こういう感覚を大切にした方がいいと感じています。

たねのことも、ちょっと恐いと感じていたので安心できるものを!と調べていたら、素敵な出会いがありました。

代々受け継がれる固定種、農薬・化学肥料を使わずに栽培された自家採取可能な「オーガニックの種」です。

ta Seedのオンラインショップでも購入できます。

ta Seedでも販売させていただくことになりました。
小さなスペースでも育てられるよう、プランターで育つ種を選びました。
もちろん畑でも育ててください!

それからもう一つ
こちらのドキュメンタリーも衝撃的でしたので、ご興味ある方はぜひ
ご覧ください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次